Blog日記

レインズ

雨降りのことではありません。

(財)不動産流通近代化センターというところが運営する不動産取引のための不動産屋さんのための、オープンにされている土地、建物売り情報がほぼすべて網羅されているサイトです。

これは、私達一般の人はみることができません。

先日いってきた不動産セミナーは、ある若き不動産屋が不動産取引を一般の人にでも動きがわかるようにもっとオープンにすべく、このレインズの一般版をつくろうという試みの一端の紹介セミナーでした。

(というふうに私は解釈した。)

私達一般の人は、たまたま近所やネット上で知りあった不動産屋を通してこれらの情報を知り得ることになり、その方々の技量や会社の方針にのっけられて不動産を探すことになり、肝心の自分たちが探している不動産の価値自体の目利きは2の次になってしまいがちです。

不動産は競争の世界でいい物件はすぐ売れてしまうし、不動産屋も早く沢山仕事を回さないとやっていけません。なので私達のようにミニコーポラティブというちょっと特殊なことをやろうとしている顧客というのは、普通の不動産屋ではむずかしいのです。

そこには、まず不動産の深い知識と経験と、ときには税務や法律にくわしい他スペシャリストとの連携が必要になり、なによりこうした新しいスキームをつくろうという真摯な情熱のある人でないとできないのです。

また、土地についても、利益優先で分割して売却する業者よりも、今ある緑を保存しつつ土地活用する人にとか、街や自然にとっても良い活用をしてくれる人に売りたいという地主さんから、是非買いたいという思いがあります。

どうも、土地建物の一般的な取引を、間に介在する一般的な不動産屋さんを通して取引すると、それは業者側のスピード原理と経済性の追求に阻まれてむずかしいのでは、と思うことしばしばです。

地主さんと購入希望者をつなぐ、もっとゆるいお見合い場所なんてものはないでしょうか?