住宅の設計にたずさわっていますと、最後にその空間のイメージにあった、家具、カーテンなどのコーディネートを頼まれることがあります。
勿論、おすまいになられる方に拠って重視するポイントは様々なので、その都度状況に応じて一緒にコーディネートを考えながら選ばせて頂いております。
その中で、カーテンについて今回はご紹介させて頂きたいと思います。
特に自然素材にこだわるお客様にはオーガニックコットンのものを薦めしています。
そして、今回見つけてきたお店は、過去に一度も化学肥料、農薬を使っていない土壌で栽培された綿、『自然栽培綿』でできたカーテンを扱っているところです。
中国山東省にある畑でその昔日本人が技術指導してできたものらしいです。
(「オーガニックコットン」は3年以上化学肥料、農薬を使っていない土壌で栽培された綿という規定ですので、それ以上にこだわったものということですね。)
日本の技術がまたこういうかたちで海外で結実しています。
光を浴びてやわらかい表情のカーテン。日光を浴びる事により、逆に白くなっていくのですって!
(不思議ですね。やけて赤みを帯びてくる木と逆ですね。)
他、色のバリエーションとしては柿渋でしめた茶褐色のもの、樹液でそめた重厚な紺などありました。
家をつくるとき、できているもののルーツから探っていくと、また違った家づくりになるかもしれません。
こうした自然栽培綿のカーテンを扱っているのは国立駅北口にある『たとぱに』さん。
”くらしをたのしむ”と書いてありますね。
そう、他にもいろいろ楽しいものがありましたので、次回紹介させていただきますね♪