Blog日記

一流の料理人

ある天ぷらの名店の店舗改装のお仕事の機会を得ました。

はじめての打ち合わせでは,目の前で天ぷらを揚げて頂きました。

2天ぷら厨房1.jpg思わずその所作の美しさに目をみはります。

無駄な動きがないのです。

私にお店の構想について弾丸トークをしながら次々と天ぷらをあげていきます。

そしてこだわりの食材、調理道具、いらっしゃるお客さんについて幅広く語っていきます。

お話させて頂ければ頂くほど、出てくるは出てくるはアイディアが…。

もう、やりたいことが沢山あって、永年温めてきたアイディアが一杯という感じ。

どこまでこの期待に応えられるだろう。

どこまでこの方の手や目になれるだろう。

 

日本はいろいろな食べ物の種類があり、それぞれに食べ方、流儀があったりしますね。

そしてそれぞれに一流の料理人がいらっしゃいます。こうした方々は日本の宝です。

こうした一流の料理人とお会いしたりすると、自国ながらどこまで奥深い国なのかしらと思ってしまう。

今欧米では和包丁が人気と聞きます。勿論この方も和包丁をお使いです。

我々庶民は便利さに流されがちでステンレス包丁など使ったりしますが、もっと日本の良さを認識し、それをちゃんと外国の方にアピールせねばと、たまに欧米人がいらっしゃるパーティーなどで思ったりします。

2020年、オリンピック。そのときいらした外国の方々に日本の良さをアピールできるよう、生活についても仕事についても自分磨きせねばと思います。