Blog日記

生ゴミリサイクル

先日通っている農業教室の講座の関連で、東京農大にある『生ゴミリサイクルセンター』を見学する機会を得ました。

生ゴミ.jpg東京農大の学生食堂から出る生ゴミを使って菜園用肥料を作成しているとのこと。

現在世田谷区の数ヶ所の農家さんで実験段階で使用しているとのこと。

また、桜新町(世田谷区)の商店街では地元の方が生ゴミを持ち込み、それを使い栽培したお野菜と交換もしているとのこと。

今後都心部はますますマンション住まいの人が増えるといわれている。

そうなるとスケールメリットとして、マンションのゴミ置き場に共用コンポストを設置してそれを畑の肥料として販売するというシステムが成り立てば(東京電力に電気買い上げみたいに)、また共用菜園を屋上などにつくれば自給自足までいかなくても自分たちでリサイクルできる生活を行なえるのではないだろうか。

ちょっと将来の可能性を感じる講座でありました。

東京農大の後藤先生という方がやってらっしゃいます。

(『みどりくん』という商品名で販売もなさっているようですよ。)

私達建築家も建物をハード的につくるのは勿論、ソフト面でも、こうした社会とコミットするシステムを建物に取り組んでいくことを提案していきたいです。