Blog日記

都市の緑と屋上に思う

私自身住まうことになる家がルーフバルコニーを擁するので、最近都市の屋上に俄然興味があります。

ここは二子にある高島屋の別館の屋上です。

P9040002.jpgやはり緑もそうですが、水の存在は人をほっとさせます。

P9040004.jpgカフェの横には大きな素焼きのポットに入った緑があり、スケールの大きさで非日常感を出しています。

P9040005.jpgやはりパーゴラはマストかな?

ここに座ったら風が吹抜けていきました。また遠く多摩川を仰ぎ見て二子の街を見下ろすことができます。

都市部で大々的に緑を感じれるところを創出できるところといえば、もう屋上しかありません。

また、そこは自分たちの街を空から見れる貴重なスポットです。

以前パリに行ったときに、パリでは主要な建物の屋上はカフェやレストランなどで開放されていて、街を一望できるスポットとなっているところがほとんどでした。なので市民は気楽に屋上から自分たちの街を俯瞰することができます。

もしかしたら、生活者が地上目線だけではなく、空からも自分の住む街を見下ろす機会が多いと、自然と自分たちの街に対する見方、考えも変わってくるのではないか?

パリをはじめヨーロッパの人たちの街並みに対する意識が高いのは、もしかしたらこういうところにも起因しているのではないか?

などと、美しい街並みを見ながら考えたものです。

最近新しい東京タワーとか話題ではありますが、もう少しヒューマンスケールレベルでも、私達の都市の屋上について考えてみるのも面白いのではないかと思います。

さあて、今度はどこに行こうかな?