Blog仕上げ・素材

床材のこと、もっと識ってほしい。

お客さんと床仕上げの話しになると、皆さん『フローリング』とおっしゃる方が多い。

フローリングとは木質系の床材のことを差しているらしい。

私はそんなときいつも戸惑う。

こと、『フローリング』に関しても杉のように裸足で歩くのにも適する杉のようなやわらかいものからイペという南米産のごつい靴でどかどか歩ける堅木のものまで様々であるが、それ以前に床材が多種多様存在するのである。

(この偏った趣向は何に起因するのか。インテリア雑誌?メーカー戦略?他材料メーカーの広告不足?)

仕上げの中でも、特に床材は重要だと思う。

私達の生活の中で知らず知らず影響を与えている仕上げ材の一番は床材である。

面積が大きい、インテリアに多大に影響を与える、一番汚れやすく、一番掃除が必要な部位、靴文化でない日本人には一番近い素材、人体への影響も大きいと考える。

自分たちのライフスタイルに一番合う床材をセレクトすることにより、生活はしやすくなり快適になり、インテリアにまとまりを与える。

私はメンテナンスの容易さも重要な選択要因でありますが、人体にやさしく、産業廃棄物にならない自然素材をおすすめしたい。そしてその上で、めざすインテリアを実現するにはどの質感か、どの色かを考える。まら生活の仕方からどの素材が適当かの機能性を考える。

当社でフローリング以外でよく使う材料は、

・リノリウム

・コルク

・天然ゴム

・サイザル

・タイル

皆、それぞれ特徴があり、勿論どこにでも使える材料ではない。

知らない材料を使うのはこわいもの。

当社ではお客さんの要望に応じて、以前使ったお宅を訪問して、そのご家族から現場で詳しく意見を聞くということをしています。(お陰さまで、皆さん気軽に応じてくれます。)

やはり、実際日々暮らしている方々からのご意見が一番信憑性があります!

興味のある方は是非ご連絡を。

あなた達ご家族に最も適した床材を一緒に見つけましょう。