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古くて新しいお店

最近モダンなピカピカなものより、古くて味わいのあるもの達がすきです。まだ正式にご紹介できるのは先ですが、最近竣工したばかりこのお店もそれを心掛けて設計させて頂きました。
 
築50年のこの木造住宅に人目惚れされたお客様は建替えを考えず、リノベーションしてご自分のお店とおすまいをつくることを決めました。
 
そして、なるべくこのたたずまいを残すことがお題でした。

 
お店は古本と雑貨を扱われる。家具はすべて今までお使いになっていたオークの家具。玄関土間は拡げてお店にしました。
 

階段にはもともと使われていた照明をつけることにしました。本当は電気屋さんが間違ってつけたのだけど、こちらの方が良いということで急遽器具変更。なかなかレトロですよね?


前のオーナーさんからお客様から譲り受けた万年筆。そう、前のオーナーさんは万年筆のペン先をつくる職人さんでした。古い味わいのあるものが大好きなお客様がここを譲りうけたことに運命を感じます。